なぜ、私は理想な色にならないのか?グレージュ編SCANDALのRINAちゃん
2016/12/11
火曜日,(第2,第3,月曜日)
03-6455-3363
渋谷の美容室オーケストラ >スタッフ>小幡 茂雄>なぜ、私は理想な色にならないのか?グレージュ編SCANDALのRINAちゃん
2016/12/11
こんにちは
渋谷美容室オーケストラのアートディレクター小幡です
SCANDALのRINAちゃんがカラー+デトックストリートメントで来店されました
今回のカラーは『シルキーグレージュ』
人気のグレージュカラーの一種
透け感でしたり柔らかくみえたり、くすんでみえたり外国人風でしたり・・・
沢山の方がグレージュやブルージュのようなオーダーをしますよね
でも仕上がりはイメージと違うでしたり思っていた色ではないといった経験が今までにあった方の方が多いのではないでしょうか?
では、なぜイメージとは違うカラーになってしまったのかという事です
原因は日本人がもともと持っているメラニン色素や赤みが原因です
その赤みやメラニン色素をどれだけ髪からなくす事ができるのかがポイントとなります
つまり施術前の髪の状態では、どれだけのメラニン色素や赤みが残っているかを診断し、どのような薬剤を使う事で赤みやメラニン色素を髪から分解できるのか
その薬剤は何なのかが最大のポイントとなるでしょう
赤みや日本人のメラニン色素を分解するのに必要なのはグリーン
そのグリーンの色味の濃度とメラニン色素を分解する力加減の薬剤は何なのかという事です
赤みとメラニン色素を分解する事に成功したとしたら髪は色は抜けたような色(黄色)になるはずです
そしたら黄色からグレージュにするのは簡単です
例 ブリーチした髪にグレージュをいれるような感覚なので。。
つまり、ブリーチなしでグレージュにするには現状の髪の赤みやメラニン色素がどれだけあるか判断し、どのような薬剤を使う事で分解できるのかがポイント
タイトルの『なぜ、私は理想な色にならないのか?』という問題の答えは
カラーする前の赤みやメラニン色素を分解できていないからです
なので、美容師さんにグレージュやブルージュをオーダーする際に赤みが全くないグレージュにしたいですと言えば赤みが残らないようにしなきゃと第一に考えるので失敗が少ないでしょう
ただし、グリーンが強くでてしまうケースもありますので注意しなければいけない方の髪質は
・髪が細い人
・髪が明るく黄ばみがある人
・ブリーチしている人
・ハイライトやグラデーションをしている人
に関してはもともと赤みやメラニン色素が薄くなっていますので比較的、ふつうにグレージュでお願いしますと言ってもイメージに近くはなるでしょう
グリーンが強くでてしまうのが恐い方はバイオレットグレージュやラベンダーグレージュにしたいとオーダーすれば失敗する確率は少なくなると思います
バイオレットやラベンダーのような紫は青が多めでと赤が少量でつくられた青紫色なのでグリーンも赤も両方おさえてくれる効果がありますので間違いないです
逆に必ず赤みがないグレージュと言った方が良い髪質の方は
・髪が太い人
・ダークトーンの人
・今より明るいグレージュにする人
・前回のカラーがピンク系もしくは赤系にした人
は、赤みが全くないグレージュとオーダーした方が良いでしょう
この理論をしっかりと理解している美容師さんは、どんな状態からでも良いグレージュカラーにしてくれるでしょう
※黒染めしている方以外・・・
僕は更にこだわりを入れています
それはグレージュといっても、くすみ感がなく透明感やツヤ感ある濁りのないグレージュカラーになるように薬剤をオリジナルで調合しています
今回、SCANDALのRINAちゃんのシルキーグレージュカラー
赤みがなくグリーンでもなく、でも濁っていない透明感ある柔らかいグレージュ♪
こだわり詰まった似合わせオリジナルカラーをクリスマス前にいかがでしょうか?
RINAちゃん、いつもありがとう
また、お待ちしています
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